【パーソナリティ吉田さんより】
つながって!MIRAI
VOL.058
12月7日、14日のゲストは一般社団法人リハビリネット協会 代表理事 石垣 貴康さんです!
タイトルは
「リハ難民と療法士の可能性」
ゆめのたね放送局 パープルチャンネル
毎週木曜日 19:30〜20:00
パーソナリティ吉田貴宏「つながって!MIRAI」
介護・福祉分野で活躍しているインフルエンサーの取り組みを発信し、リスナーの皆さんが「活用」できるラジオ番組を目指します。
参考になる取り組みや、最新情報を仕入れる場所として、介護・福祉分野の皆さまにご活用いただける番組となれば幸いです。
スマートフォン、PCからラジオが聞けます。
↑クリックして、パープルチャンネル下のをクリックするとラジオが放送されます。
【リハビリ難民】
現在、リハビリ難民は200万人を超えているとみられています。
その大きな原因が、保険適用でのリハビリ日数制限によるものです。
脳梗塞・脳出血などの脳血管疾患(脳卒中)においては、2006年の診療報酬改定により、脳血管障害では片麻痺などで150日、高次脳機能障害を伴った重篤な脳血管障害では180日までしか入院時の保険が適用されなくなってしまったため、リハビリが十分でなくとも退院をせざるを得ないケースが非常に多くなってしまっているのが現状です。
また、外来リハビリについても、健康保険では月13単位(1単位20分)までと定められており、要介護認定者については、2019年4月1日より外来リハビリが利用できなくなるなど、自宅復帰をしてからの維持期(生活期)リハビリも十分な量を確保することは困難になっています。
これによって保険適用でのリハビリを受けられる機会が減ってしまいました。
高齢化が進みリハビリ難民が増えていくと予想されています。
また生活習慣病の若年化もあり、若くして脳卒中を発症される方が昔と比べて増えています。
回復期リハビリ病院を退院したあとのリハビリで、デイサービスにいくと高齢者ばかり・・・・そして、機械や集団体操のリハビリで
個人に合わせたリハビリが受けられません。
①早期の退院
②若くしての発症
③退院後のリハビリ場所
が理由でリハビリ難民が増えています。