子どものスポーツ,運動,遊び&睡眠

■現代の子どもの「運動問題」

適度な運動によって食欲が増進すると、

栄養素のバランスを整えやすくなります。

①現代の子どもたちは運動不足

など昔と比べて機能低下が起きています。

②大人の都合

また会社や職場では、能力主義や成果主義によって評価され、効率化や利益追求が求められる。

これも問題かと感じています。

勝利」をチームの目標に掲げ、それに向けて激しいトレーニングのノルマが与えられ、習得度や上達度、根性で頑張る姿勢や努力度合い、あるいはチームへの貢献度合いが能力や成果として評価される。

運動やスポーツは、本来、習い事ではない。

③現在の体育の問題

スポーツスキルの習得が目的化し、課題達成型科目になっている。

例:バスケのドリブルからレイアップシュートというスキルが学習目標

このスキルの習得練習や上達が課題となり、

水泳が苦手だった私は、いくら頑張っても夏の成績は毎年下がる一方でした・・・

体育は身体教育なので、スポーツと身体教育は分けて考える必要がある。

身体の動かし方、知識は知財になります。

子どもたちの成長や社会生活を支えるうえで、非常に大切なものになっていきます。

■遊びがスゴイ!6つの理由

想像力や発想力は、自由にできる環境が土台となって育ちます。

世の中で活躍する人は

ただ頭がいい、ただ仕事ができる

人間性のバランスが良い」人

のことを言われるかと思います。

そんな人になる土台作り=「遊び

子どもが初めて、誰かと協同して何かを作り上げたり、自然とコミュニケーションを取るシチュエーションが豊富にあるのが遊びです。

そんな経験が一生ものになってきます。

知的教育には目的がある。

けど遊びには目的なんかありません

幼少期は脳を育てていく大切な時期!

触って、見て、匂いを嗅いで、音を聴いて

感じていく行為の全てが脳への刺激。

遊びの実体験、刺激のその経験が脳を強く育てていき、子どもの成長の起爆剤になります。

幼少期の刺激と実体験の幅はその子の将来の可能性の幅と捉えても大袈裟でもないはずです。

これは勉強する姿勢にもつなると言われています。

ベネッセが2016年に行った調査では、

と報告されています。出来杉君ですね。笑

運動はニューロンの数を増やして、物を覚えたり認知する神経を育て、思考力に関わる神経伝達物質の分泌も増やします。

ということですね。

子どもが「外で遊んでいる時間

1981年と2016年で比べた調査では、

2時11分→1時間12分と

約1時間も減少!!

よく眠れていない子どもにおこりやすこと▼

 (免疫力・抵抗力が鈍る)

 (成長ホルモンの分泌を含め、本来もつ成長の能力が鈍るため)

 (運動機能の発達学習が遅れるため)

 (本来持っている注意力・・集中力・記憶力が活かせなくなるため)

 (不安に対する脳の抑制がききにくくなるため)

 (食欲の制御がききにくく、代謝が下がるため)

親の生活スタンスは、

子どものなかに自然と刷り込まれていきます。

その「できた!」の繰り返しが

遊びへ向かう能動的な子どもたちの姿勢は、課題に向かっていく自分自身の心を強くすることにつながります。

■まとめ

もう過去のものなのでしょうか?

子どもの環境を見直しましょう。

ひと昔前は、普段の外遊びの中で、無意識に基本動作を体験することができていました。

しかし現代は、子どもたちのあそびが成立するのに必要な三つの間=「仲間、時間、空間(場所)」が失われてしまい、自由にあそべる環境がなくなっています

運動が苦手な親御さんもいらっしゃると思いますが、上手下手よりも親が本気で楽しむ姿こそ、子どもの好奇心を育み、運動を好きになる近道とるかと思います。

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