【ドリームさんのSNS投稿】
【第5回脳卒中交流会 開催】
11月18日、小規模作業所ドリーム伏見にて、第5回脳卒中交流会を開催しました。
正式名称は「脳卒中障害者の不安や疑問を共有しながら解決する交流会」です。
この企画は7月~12月まで毎月開催する、全6回の交流会となっており、第4回パイロットクラブ・チャレンジ助成金を受けて実施しています。
第5回目となる今回のテーマは「運動障害について」。
脳卒中当事者の参加者、家族、脳梗塞リハビリ名古屋by松柏苑の石垣貴康さん、総勢12名で輪になって交流会がスタート。
「指先で物が掴めるよう動くようになりたい」
「手の動きをもっと良くしたい」
「杖をなしで歩けるようにしたい」
「バスから降りた後は特に思うように歩けなくて困る…」
「どうしても腰が痛くなる。どうしたらいいの?」
「歩幅が狭くて思うように歩行ができない」
など、普段から悩んでいたり疑問に思っていることを話し合いました。
講師役の石垣さんから、的確なアドバイスや考え方を教えてもらうことができ、参加者からは「へえ~」「本当だ」「すごい」と喜びの声が聞かれました。
終了後も、みんなおしゃべりが止まらないほど交流がなされ、とても楽しい催しとなりました。
次回以降の交流会は以下の通りですが、既に定員満了となっています。
ご希望の方はキャンセル待ちでの受付となりますので、ご了承ください。
HPはこちらから
【開催を終えて】
主催のドリームさん、ありがとうございました。
参加者のみなさん、ありがとうございました。
▼ドリームさんのホームページ▼
2時間の中でたくさんの質問!
お1人ずつの質問に答えていくので、
聞いている他の方が
退屈しないかな・・・
そんなことを心配しながら
できるだけ個別性を重視して
お話しさせていただきました。
もちろん共通するとこもあるので、
そこを強調させていただきました!
手を開くようにするためには?
腰が痛くなったらどうしたらいいのか?
足を鍛えるには何がいいか?
どうしたら痩せることができるか?
ホント悩みは人それぞれです。
ただ、人という身体だったり、
脳卒中特有のものは共通です。
姿勢によって手足が硬くなる。
痙性麻痺は速度に弱い。
そんなことを
身体を通してお伝えさせていただきました。
なんとなくでも伝わっていたら
嬉しい限りです。
【手足、健側患側だけ?】
麻痺の改善となると
どうしても手や足です。
それはそうです。
それが歩くことや物をつかむこと
日常生活に関すること
=生きていくために必要だからです。
交流会でお伝えさせていただいたのですが、
手足は身体の末端にあります。
それをささせる体幹、胴体ですね。
木で例えると
幹が体幹、胴体で
手足が枝みたいなもんです。
体幹、胴体がしっかりしないと
手足は影響を受けます。
幹が崩れると
枝の向きが変わるのと同じです。
何が言いたいかというと、
「姿勢の影響」があるということです。
交流会でお伝えしたのが
健側←私は非麻痺側といいます。
健側でしっかり支える
健側でケンケンすることが
難しいという方が多いです。
骨折だと折れていない側で
ケンケンすることができますが、
脳卒中だとこれがで難しいんです。
交流会の中では
健側側の体幹をしっかり伸ばすこと
足の上に膝⇀腰⇀肩と
健側側で身体を支えることの大切さを
お伝えさせていただきました。
他の方も健側側の肩が
しっかり伸びない方
いらっしゃいましたね。
寝転がってもできるので、
命綱でもある健側側の腕を
伸ばしてケアをしたり、
縮こまっている体幹を
たまには伸ばしてあげてください。
呼吸、息を吸うとより腕が伸びます!!
【ケアをする大切さ】
どうしても麻痺側の足や手は
硬く縮こまりやすくなります。
環境との接点の中で
感覚が入りづらかったりします。
筋肉を軟らかくすることで
血流の改善や浮腫み予防にもなります。
何より動きやすい状態にしておくことは、
麻痺改善の中で重要になってきます。
そのため、お風呂に入ったときに
足のマッサージをやってみたり、
手を洗うときに麻痺手もしっかり洗ったり、
そんな時間をつくってあげてほしいです。
これからドンドン寒くなっていくので
どうかご自愛ください。
【ChatGPTに聞く】
脳卒中による運動障害について、
1000文字程度で教えてください。
▼回答▼
脳卒中は、脳への血流が阻害されたり破れたりすることによって、脳組織に障害が生じる疾患です。この状態は、酸素や栄養の供給が減少するため、脳細胞が損傷を受け、その結果、さまざまな機能が影響を受ける可能性があります。特に、脳卒中によって引き起こされる運動障害は、患者の生活において大きな制約をもたらすことがあります。
運動障害は、脳卒中の発症部位や程度によって異なります。例えば、脳の運動野が損傷されると、手や足の運動制御が難しくなり、歩行や手の動きに支障が生じることがあります。また、脳の広範囲な損傷が起きる場合、全身の筋肉の協調が難しくなり、バランス感覚が低下することもあります。
リハビリテーションは、脳卒中による運動障害の克服において重要な役割を果たします。理学療法や作業療法、言語療法などが含まれ、患者が最大限の機能を回復し、生活の質を向上させるために専門的なアプローチが提供されます。リハビリテーションは、個々の患者の状態に合わせて設計され、積極的で継続的な取り組みが求められます。
運動障害の克服においては、早期の介入が重要です。脳卒中発症後、即座にリハビリテーションを始めることで、神経組織の再生や再編が促進され、機能の回復が期待できます。ただし、個々の症状や進行具合により、リハビリテーションの進捗は異なります。
患者とその家族にとって、脳卒中による運動障害への理解と支援が欠かせません。適切な情報提供や教育を通じて、患者と家族は病状やリハビリテーションの重要性を理解し、共に治療に取り組むことができます。
総じて、脳卒中による運動障害は複雑で個別性が高い病態であり、その克服には専門的かつ総合的なアプローチが求められます。早期のリハビリテーションと継続的なサポートが、患者が適応能力を高め、より良い生活を築く一助となります。