正月太りが止まらない理由!睡眠改善でホルモンを味方につける究極メソッド

公開日: 最終更新日:

正月太りの本当の原因を解説!

年末年始、ついつい食べ過ぎてしまうのは分かりますが、それだけが正月太りの原因ではありません

睡眠不足や生活リズムの乱れが代謝を落とし、ホルモンバランスを崩すことで体重が増加しやすい体なるのです。

今回は、作業療法士で睡眠オタクの私が、正月太りを「睡眠力」で防ぐ方法を科学的に解説します!

睡眠不足が食欲を暴走させる科学的根拠とは?

ついつい食べすぎる正月の謎は、ホルモンにあった!」と聞くと驚きませんか?

グレリンが暴走すると…

睡眠不足になると食欲増進ホルモン「グレリン」が増加し、空腹感が増幅します。2004年の研究(Taheri et al., PLOS Medicine

レプチンが減少すると…

睡眠不足になると満腹感を司るホルモン「レプチン」が減少し、満腹感を感じにくくなります。

同研究で、睡眠不足がレプチン濃度の低下を引き起こすことが明らかに。

睡眠オタクのポイント
「正月の暴飲暴食を防ぐには、食事の工夫よりもまず睡眠の確保が先!」

夜更かしが代謝を狂わせる!体内時計の重要性

夜更かしで体内時計が乱れると、代謝効率が低下し、脂肪が蓄積されやすくなります。

不規則な睡眠習慣が脂肪燃焼を司る代謝ホルモンの分泌を妨げます。2013年の研究(Scheer et al., PNAS

睡眠オタクのポイント
体内時計が狂うと代謝の効率が悪くなる。規則正しい睡眠がダイエットの第一歩!基礎!」
年越しイラスト|無料イラスト・フリー素材なら「イラストAC」

成長ホルモンで脂肪を燃やせ!深い睡眠の重要性

深い睡眠(ノンレム睡眠)は成長ホルモンを分泌させ、脂肪を分解し筋肉を修復します。

深い睡眠中に分泌される成長ホルモンは「燃焼エンジン」の役割を果たします。

Van Cauterらの研究(2004年、Metabolism)で、睡眠不足が脂肪分解を阻害することが確認。

睡眠オタクのポイント
「ダイエットに筋トレが重要?確かに。でも、深い睡眠がなければその効果は半減します!」

夜食が正月太りを助長する理由とは?

年末年始にありがちな「深夜のスナック菓子やお酒」が睡眠の質を低下させ、さらなる体重増加を引き起こします。

消化にエネルギーを取られ、深い睡眠が妨げられます。2017年の研究(St-Onge et al., Current Opinion in Clinical Nutrition and Metabolic Care)。

睡眠オタクのポイント
「夜食を避け、胃腸をしっかり休ませること翌朝の代謝を上げる秘訣!」
正月太りイラスト - No: 23390302|無料イラスト・フリー素材なら「イラストAC」

睡眠オタクが提案する正月太りを防ぐ具体的な5つのテクニック

  1. 毎日7~8時間の睡眠を確保
    ➡ 「睡眠力」でホルモンバランスを整える。
  2. 同じ時間に寝起きする習慣を守る
     ➡ 体内時計をリセットして代謝を最適化。
  3. 夜食を控え、就寝3時間前には食事を終える
     ➡ 胃腸を休め、深い睡眠を確保。
  4. 朝の太陽光を浴びる
     ➡ メラトニンの分泌を整え、体内時計をリセット。
  5. 日中に適度な運動を取り入れる
     ➡ 筋肉を動かし、成長ホルモンの分泌を促進。

まとめ:正月太りは睡眠オタクの知識で撃退できる!

正月太りの予防には、睡眠力を味方につけることが最も効果的です。

ホルモンバランス、代謝、深い睡眠の質を意識するだけで、無理なダイエットに頼らず健康的に新年を迎えられます。

ぜひこの知識を活用してみてください!

▼気になる記事7選▼

TikTokで睡眠情報発信しています

子ども自身が読んで学べる睡眠書籍

\こども睡眠テキスト/

▼睡眠オタ推し!テコリア販売しています▼

画像をクリックでShop

▼YouTubeを参考に講演イメージください▼

画像をクリックすると詳細へ

参考文献

  1. Taheri S, Lin L, Austin D, Young T, Mignot E. Short sleep duration is associated with reduced leptin, elevated ghrelin, and increased body mass index. PLOS Medicine. 2004.
  2. Scheer FA, Hilton MF, Mantzoros CS, Shea SA. Adverse metabolic and cardiovascular consequences of circadian misalignment. PNAS. 2013.
  3. Van Cauter E, Plat L, Copinschi G. Endocrine and metabolic alterations during sleep. Metabolism. 2004.
  4. St-Onge MP, Mikic A, Pietrolungo CE. Effects of diet on sleep quality. Current Opinion in Clinical Nutrition and Metabolic Care. 2017.
  5. Hirshkowitz M, Whiton K, Albert SM, et al. National Sleep Foundation’s sleep time duration recommendations: methodology and results summary. Sleep Health. 2015.
  6. Hibi M, Masumoto A, Naito Y, et al. Nighttime snacking reduces whole body fat oxidation and increases LDL cholesterol in healthy young women. Nutrients. 2014.
  7. Roenneberg T, Wirz-Justice A, Merrow M. Life between clocks: daily temporal patterns of human chronotypes. Chronobiology International. 2007.
上部へスクロール