
この記事を書いたのは
睡眠オタクな作業療法士 石垣貴康です。
医療現場で延べ3万人以上の睡眠と身体の悩みに向き合い、現在は三重県で「眠りのコツ研究所」と「Totonoe-整-」を運営しています。
国家資格である作業療法士として、姿勢や動作の専門知識をもとに、科学的かつ実践的な睡眠改善を提案しています。専門職の育成や技術指導にも携わっています。
ブログ以外にも、書籍出版や講演、教育機関での授業など、睡眠のことをお伝えしています。
本ブログでは、医学的根拠と臨床経験に基づいた“リアルに使える睡眠情報”を、誰にでもわかりやすく、かつ深掘りしてお届けしています。
目次
セラピストで独立したいけど不安
そんなあなたへ保険制度に縛られず、自分の思いを形にしたくて独立や起業を志すリハ職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)が増えています。
- 「自費リハビリや整体でやってみたいけど、どう始めれば…」
- 「SNSやブログもやってるけど、まったく集客できない…」
- 「やる気はあるのに、利益が出ない…」
- 「フリーで活動しているけど、不安定すぎる…」
私も、そんな不安や焦りの真っただ中にいました。
この記事では、私の失敗から学んだ話や後半には実際のセミナー資料を添付しています。
ぜひ、最後までチェックください!

はじめに:保険外の世界で生きたいあなたへ
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が自費リハビリや整体という形で独立・起業を志すケースが増えています。
「保険制度の限界」「働き方の多様化」「キャリアの再構築」など背景はさまざまですが、その道には多くの落とし穴も存在します。
本当に医療職であるセラピストが保険外という領域で食っていけるのでしょうか?

【プロフィール】失敗から生まれた、再起のキャリア
私は現在、以下の活動をしています。
✅ 保険外のリハビリ提供
- 整体(Totonoe-整-)としての施術提供
- 睡眠の専門相談、寝具販売、情報発信(眠りのコツ研究所)
✅ 講師・研修活動
- 子どもから高齢者、医療職まで対象にした健康講座
- フリーランスやキャリア支援のコンサルティング講師
✅ 運営支援・相談
- 保険外リハ・整体事業の立ち上げ・運営支援
- 一般企業向けの人材育成・健康研修
✅ 企業経営への参入
- WEB・SNSブランディング
- 人材指導、運営の効率化アドバイス

【実話】最大の失敗…事業の廃業。悔しさしかなかった
最大の失敗は、2025年5月、わずか2か月での事業廃業でした。
「未来を見据えた」と思って始めた事業。
しかし、とある問題で運営が困難になり、わずか数か月で撤退を決断しました。
8年前にも一度起業で失敗しており、当時なら「1,000万円くらい」と軽く思えたのに、年齢と責任が増えた今では、“同じ金額でも重みがまったく違う”ことを実感しています。

【失敗して学んだ】独立のリアルと、“誰から学ぶか”で結果が変わる理由
独立や起業を志すと、多くの人が「誰に相談すべきか」で迷います。でも、私ははっきりと言いたい。
❌ やったことがない人からのアドバイスは、遠回りになる
病院勤務のまま、独立経験もない人に相談しても、返ってくるのは「リスクあるよ」「やめといたら?」という否定的な言葉。
それは、経験がないからこそ“恐怖心”をもとに話すしかないのです。
❌ 失敗したことのない人も、実は本質がわかっていないことが多い
順調にいった人の話は、確かにキラキラして見えます。
でも、トラブル対応・人材ミス・資金ショート・集客失敗などのリアルな局面を経験していないと、本当に大事な「乗り越え方」は語れません。
✅ 本当に聞くべきは、“失敗して再起した人の話”
私は2度の起業失敗を経て、今も現場で自費リハビリ・整体事業を運営しながら、企業研修やコンサルティング、講師活動を行っています。
だからこそ、以下のようなことを“机上の理論”ではなく、実践と失敗からくる経験値で伝えることができると考えています。
・起業時に“やってはいけない判断”
・売上が出ない時の立て直し方
・集客・価格設計・ブランディングの優先順位
・人間関係・経営者としてのメンタル維持の方法
💡 「誰から学ぶか」は、「どうなるか」を左右する
✅ 経験のない人の理論 → 不安が増えるだけ
✅ 成功しか知らない人の助言 → 現実とのギャップに苦しむ
✅ 失敗を経て今も前に進んでいる人 → 本当に再現可能な戦略が手に入る
あなたが今、「本気で自分の人生を変えたい」と思っているなら、経験に裏打ちされたリアルな助言を聞いてください。
それが最も近道で、無駄な失敗を避けるための唯一の方法です。

【要注意】運営・起業がうまくいかない3つの落とし穴
独立や起業は、”夢を形にする挑戦”である一方で、正しい準備がなければ高確率でつまずきます。
ここでは、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が自費リハビリや整体で独立する際に、私自身や多くのクライアントが陥ってきた「典型的な失敗パターン」を3つ紹介します。
❶ 医療現場と起業の“思考のズレ”に気づけない
リハ職は国家資格をもち、技術や知識に対して高い誇りを持っています。
しかし、自費や整体での起業では「技術だけでは選ばれない」という現実に直面します。
🔻よくあるケース
- 「いい施術をすれば自然と広まる」と思っていた
- 「一度来てくれればリピートされる」と信じていた
- 「保険外の価値は分かってくれるはず」と願っていた
これらは、医療の“正しさ”と、ビジネスの“伝わる価値”のギャップに気づけていない状態です。
保険外では「価値の伝え方・届け方」こそが鍵になります。
❷ SNSやブログを「とりあえず発信」で終わらせてしまう
SNSやブログで情報発信を始める人は多いですが、成果につながる設計になっていないことがほとんどです。
🔻こんな発信、していませんか?
- 日常の報告になっていて、“誰のための情報か”が不明
- SEO対策をせず、Google検索に引っかからない記事ばかり
- 見た目や投稿頻度にばかり気を取られて、導線がない
情報発信は、単なる「集客」ではなく、“教育”と“信頼構築”が本質です。
そしてその前に必要なのが、「誰に、何を、どう伝えるか」という設計」です。
✔︎発信で成果を出すには、「設計図(マーケ戦略)」が必要です。
❸ “経営”という専門領域を学ばないまま始める
起業して失敗する多くの人が、「経営はなんとなくやれば大丈夫」と思って始めています。
ですが、自費リハビリや整体事業はれっきとした“経営活動”です。
🔻こんな状態になっていませんか?
- 価格設定は周囲を見てなんとなく決めた
- 毎月の利益・経費・損益分岐点を把握していない
- 来月の売上が予測できない
- 契約書や同意書など、法務的なリスク管理をしていない
これでは、「技術者」ではいられても、「事業者」として継続できません。
経営には学びが必要です。
会計・集客・再来率・LTV(顧客生涯価値)・契約書の整備…
自分ひとりで抱えきれないなら、経営の仕組みづくりをサポートする専門家と組むことが重要です。

だから私は今、同業の支援をしています
「うまくいかない…」
「このまま運営を続けていいのか…」
そんな悩みを持つPT・OT・STが、失敗せずに自分らしい働き方を築けるように、失敗してもすぐに対応できるように、私はサポートを行っています。
🔹 提供しているサポート内容
サポート名 | 内容 |
---|---|
自費リハ・整体立ち上げ支援 | 地域分析/SNS導線設計/価格設計/差別化戦略 |
個別コンサル | 起業初期~安定期までの支援/キャリア相談 |
講師業スタート支援 | 研修資料作成~集客/提案営業の仕方 |
法人向け研修パッケージ | 社員向け健康教育/業務効率化 |
▼実際の私のセミナー資料▼







こんな方におすすめ
- 保険外や整体で活動しているが、集客が不安定
- 副業でやっているが、継続的に収入が作れない
- 「起業したいけど、自信がない…」
- 「いまの働き方を変えたい。でも、方法がわからない」

まずは“失敗経験者”に話してみませんか?
私自身、失敗したからこそわかる「やってはいけないこと」「今すべきこと」をリアルにお伝えできます。
- 起業したけどうまくいかない
- 自費に踏み出したいけど不安
- ブランディングや価格戦略を整えたい
そんな方のために、1対1の無料オンライン相談(初回限定40分)を受け付けています。
👇 問合せ専用LINE

最後に:未来のあなたへ伝えたい言葉
今のあなたが感じている「悔しさ」や「焦り」は、間違いなくあなたの糧になります。
私はこう伝えたいです。
「あなたの経験は、無駄じゃない」
未来で誰かを救う力になります。
そのために、“倒れ方”ではなく、“立ち上がり方”を一緒に考えましょう。

❓ よくある質問(FAQ)
Q1. 自費リハビリと整体の違いは何ですか?どちらで起業するべきか迷っています。
自費リハビリは、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などの国家資格を持つ専門職が、運動や生活指導を提供する保険外サービスです。
ただ医療サービスではありません。なので、業種としては、整体やパーソナルトレーニングと変わりません。
そのため、PT,OT,STでなくても、自費リハビリは可能です。
一方、自費リハビリ以前から存在するものであり、整体は国家資格を必要としないケースが多く、カイロプラクティックやマッサージ的要素が中心で、施術内容や品質には大きな差があります。
起業時の判断ポイントは以下です:
比較項目 | 自費リハビリ | 整体 |
---|---|---|
資格 | 国家資格(PT・OT・STなど) | 不要または民間資格 |
提供内容 | リハビリ | 手技や姿勢矯正が中心 |
法的リスク | 医療行為との境界明確 | 業法によって制限あり |
信頼性 | 高くみえる | 開業者による差が大きい |
どちらで始めるにせよ、“ターゲットとニーズの明確化”が成功の鍵です。
Q2. 理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が保険外で独立しても食べていけるの?実際の収入は?
結論から言えば、「戦略次第で十分に収入を得ることが可能です。
ただし、“なんとなく開業”では継続できません。
平均的なケースとして:
- 自費リハビリ(1回60分7,000円)×1日4人×月22日稼働 → 約60万円前後
- 経費(家賃・広告・消耗品など)を差し引いて、実質の手取りは40~50万円程度の方が多いです。
しかし、価格設定、立地、集客力、リピート率で月100万円以上を目指すことも十分可能です。
そのためには、「自分にしか提供できない価値」の明確化が不可欠です。
Q3. 自費リハビリや整体で起業する際、集客はどうすればいいの?SNS以外に何かある?
SNSは有効なツールですが、「検索に引っかからなければ存在しない」のと同じです。
特に自費リハビリや整体では“Google検索からの流入=安定した集客”の軸になります。
📌 必ず押さえるべき集客戦略は以下の通り
- SEOブログ運用(地域名+症状名で上位表示を狙う)
- **Googleビジネスプロフィール(旧:マイビジネス)**の最適化
- リピーター・紹介率を上げる施策(フォローアップ・特典)
- 地域の医療・介護事業者との連携(ケアマネ、薬局など)
- LINE公式アカウントなどで定期接点を作る
「SNSだけ」で集客していると波が激しく、長期経営には向きません。
Q4. 起業して失敗する人の共通点は?自分がそうならないか不安です。
よくある失敗パターンには共通点があります。私自身、2度の起業失敗から以下を実感しています。
🔻典型的な失敗例
- 開業前に“誰をターゲットにするか”を決めていない
- サービス設計よりも「施術メニュー」ばかりに注力
- 利益の計算が甘い(固定費と売上のバランスが不明)
- 人を雇う判断が早すぎた
- 無理な拡大をしてキャッシュが追いつかなくなった
成功する人は「まずは小さく始め、見直しながら成長させる」ことを徹底しています。
Q5. フリーランスとして活動するPT・OT・STの将来性はあるの?不安定じゃない?
将来性は“ある”と言えます。
理由は、保険制度の限界・高齢化・働き方改革が進む中で、“個人で価値提供するセラピスト”が必要とされているからです。
しかし、将来性があっても「安定性」は別問題。
継続には下記のような仕組みが必要です。
- 固定収入型(回数券・月額サブスク)の導入
- 法人との業務委託契約
- 講師業・企業研修・執筆など、他の収入源を確保するのも安心材料の1つ

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